RUGGED QUALITY 井原デニム

IBARA DENIM

デニムの聖地

岡山県井原(イバラ)市は、1600年代初頭から綿花・藍の栽培がおこなわれており、厚地藍染織物の生産が盛んな地域でした。1960年頃には、古くから生産されてきた厚地織物の生産・縫製技術を生かして、日本で初めてデニムの生産を開始しました。このことから、井原は「日本デニムの聖地」と呼ばれています。

1970年頃から、若者を中心に爆発的なジーンズブームが訪れ、年間1,500万本、国内の75%の生産を誇っていた時期があり、現在では、安価な輸入品の台頭により生産量は減少しましたが、古くから続く確かな技術の継承と創意工夫を継続しており、欧米を中心に多く輸出されるなど、井原デニムは世界最高品質の1つと認められています。

本製品に使用されている生地は、シャトル織機(旧織機)で生産されています。原料は、日本の混綿で4番手のナチュラル斑を特別に紡績し、本藍に近い色目のインディゴ(化学染料)ロープ染色したデニムです。シャトル織機は、1日12時間操業で約40m程度しか生産できず、このヘヴィーな目付けになると、織機が悲鳴をあげながらの生産となります。

経糸 4/S(単糸) インディゴ 52本 (1インチ間)

緯糸 4/S(単糸) 生糸 40本 (1インチ間)

目付 約590/m2 (17.4oz/y2)

【 井原デニム使用商品 】

MARLBORO IC(マルボロ アイシー) →

MARLBORO IB(マルボロ アイビー) →